1949-05-23 第5回国会 参議院 本会議 第32号
ところが國家公務員法の改正によりまして、高等試驗令が廃止せられ、高等試驗司法科試驗が昨年末でなくなりましたので、これに代るべき試驗制度を早急に定める必要が生じ、本法の立案を見た次第であります。法案の内容といたしましては、この試驗は法律專門家として必要な学識及びその應用能力を有するかどうかを判定することを目的とする國家試驗でありまして、これを第一次と第二次の両試驗に分けます。
ところが國家公務員法の改正によりまして、高等試驗令が廃止せられ、高等試驗司法科試驗が昨年末でなくなりましたので、これに代るべき試驗制度を早急に定める必要が生じ、本法の立案を見た次第であります。法案の内容といたしましては、この試驗は法律專門家として必要な学識及びその應用能力を有するかどうかを判定することを目的とする國家試驗でありまして、これを第一次と第二次の両試驗に分けます。
名紹介)(第一七三号) 一一 新制中学校の教育振興に関する請願(淺香 忠雄君紹介)(第一七九号) 一二 青少年教育に対する総合的研究機関設置に 関する請願(小林運美君紹介)(第二一二 号) 一三 教育映画助成に関する請願(小林運美君紹 介)(第二一五号) 一四 史跡燈明寺院新田塚修理費全額國庫負担の 請願(坪川信三君紹介)(第二一四号) 一五 新制大学入学檢定試驗制度施行
○剱木政府委員 從來の專門学校入学者檢定及び実業学校卒業程度檢定の制度は、今御請願にお述べになりましたように、今回の新制高等学校の制度とともになくなつたのでございますが、新しい意味におきまして、新制高等学校の卒業程度の檢定は、ただいま申されましたように、定時制の高等学校でございますとか、通信教育でありますとか、その他学校教育と試驗制度との関係等から考慮いたしまして、相当研究を要する点がございますので
そんなことからいえば、從來の司法試驗制度についてもいろいろ試驗科目も考えなければならん。今こういうようないわゆる法律家でなければならんというようなものばかりを掲げてありますが、税法についての知識は一向要らないように書いてあるようなこの試驗科目それ自身が、今度の新憲法から見れば檢討すべきものじやないかと私は思う。
これではその要望に應えることができないから、次回の試驗を從前通りの試驗制度として貰いたいという請願であります。 日程の第四十九は、請願文書表第百二十六号の癩特効藥プロミンの癩患者施療に関するものでありまして、癩病の治療藥であります。プロミンは、試驗的に用いられました結果、良好であることが立証せられたのであります。
ところが、國家公務員法の改正によつて高等試驗令が廃止せられ、高等試驗司法科試驗の制度は昨年末でなくなりましたので、これにかわるべき試驗制度を早急に定める必要があるのでありまして、ここにこの法律案が提出された次第であります。
私どもが過去三、四十年の間、身をもつてこの試驗制度を体驗し、そうして司法の一員として弁護士をやつて來たその結果というものを、ずつと見渡して見ますと、いかに裁判というものが國家の興廃に大なる影響を持つておるかということがわかつたのでございます。
次にこれは條文の整理でございまするが、現行法の六十六條によりますると、司法修習生は、高等試驗の司法科試驗に合格した者の中から最高裁判所がこれを命ずるということになつておりまするが、高等試驗令が廃止されまして、これに代る新らしい試驗制度が現に國会に提案されております司法試驗法によつて生れるわけでございまして、この司法試驗法は現に御檢討を願つておりまするので、或いはこの題名とか或いはその内容につきましても
○政府委員(岡咲恕一君) 試驗の施行方法につきましては、いずれ管理委員会におきまして、十分御檢討になりまして、適当な規定をお設けになるであろうと私共は想像いたすのでございますが、現在私共が考えておりますところでは、恐らく本年度人事院におきまして、公務員の採用試驗において行われましたような総合的な筆記試驗制度をお取りになるのではないか、こういうふうに考えております。
從來の高等試驗、司法試驗もまた一つの資格試驗でありましたことは、すでに御承知の通りでありますが、これが昨年度をもつて廃止になりましたのは、一に國家公務員法の改正に伴う高等試驗令の廃止によるものでありまして、從來の司法試驗制度そのものに根本的な欠陥があつたためであるとは考えられないのであります。
法曹一元化につきましては、法曹一元化ということは裁判官、檢察官、あるいは弁護士というものは人事の交流を許すことが第一点であると同時に、それらのものが同一の試驗制度にまとめられるということが要件であります。それでわれわれは法曹一元化という想像の第前から行きますならば、どうしてもこれは現在の司法研修所の規定から考えましても、最高裁判所に属すべきだと思います。
私は先ほど申しましたように、理想としては現在の制度は適当じやないというふうに考えておりまするが、本日の公述人としての考え方は、現在の制度につきまして、この前提になる試驗制度の運用官廳いかんという問題について意見を述べたのであります。結局現在の制度から意見を述べました。
ところが國家公務員法の改正によつて高等試驗令が廃止せられ、高等試驗司法科試驗の制度は昨年末でなくなりましたので、これに代るべき試驗制度を早急に定める必要があるのでありまして、ここにこの法律案を提出いたした次第であります。
ただ昨日も申し上げましたように、司法試驗制度全体につきましてさらに構想を練ることがあり得るのではないかという点につきましては、弁護士法が成立いたしまして、弁護士会連合会という中央の機構が充実し、十分その機能を発揮して参るようになりますれば、あるいはこの試驗の管理という問題も弁護士会に所轄していただくことが適当ではないかということも、一つの問題として十分考え得られるかと思います。
またこの試驗制度に対して、この法案はこうだけれども、しかしこれはどうしても考えてみなければならぬから、ただちにこれが制度改正をお考えになるお氣持があるかどうか。これをひとつお聞きしておきたい。さきにその意思あるかのごとく承つたのでありますから、明確にしておきたいのであります。
第一次試驗をいかような試驗にいたすかということにつきましては、法務廳のみならず、文部省あるいは大学基準協会、弁護士会の代表者の方にお集まりを願いましていろいろ研究いたしました結果、ただいま提案いたしておりますような試驗制度に一應いたした次第でございます。
そういう点で國家の根本的な司法民主化、裁判の民主化、檢察の民主化ということに対して、女子を入れる必要があるとすれば、この試驗制度の改正の際に十分考慮を賜わるべきではないかと私は思う。その点一本建にしてしまつて、それは平等だから、そこで女も受ければいいではないかと言えばそれまでですが、そういう女子の点に対して特別の考慮を拂う必要があると思うが、このままで行くのかどうか。
○岡咲政府委員 司法の方面につきましても、婦人の方が大いに進出していただきたい希望を持つております点につきましては、上村委員と全然同感でございますか、そのために女子につきましては別の試驗制度をとつた方が好ましいとは実は考えておりません。性別による差別を認めませんで、やはり一樣の試驗を與えますことが、かえつて婦人の地位を向上させるゆえんではないかと考えております。
それを現在のように同じような試驗制度でやる、或いは給與面につきましてもあらゆる点について人事関係で一般官廳並みに扱つて行くのがよいのだということをおつしやるのは、この組織関係の上から見ますとい矛盾しておる。併しこの点については意見の相違かも知れませんから、これ以上に御答弁がなくとも結構です。
現在、最近になつて高等文官試驗制度なんかも改革されようとするようなときに、その逆を行くような規定がこの中に入つて來るというようなことは、どうしても私は納得できない。
あなたのおつしやることだつたら、試驗制度はいらない。免許を持つて学校を卒業した者にやればいい。だから問題は、実際やつている者が試驗を受けて、パスするかしないかで獸医師になれるかどうかきめるということがこの法律に出ている。
もちろん大学を卒業した者に全部與えよというわけではないが、試驗制度がある以上、今の獸医手の人であろうと、またその他の人であろうと、試驗を受ける資格を付與するのが試驗制度の根本的問題だと私は言つているのです。これがわからなければ私はこれでやめます。
○小野哲君 今度は試驗制度によつて、言い換えれば資格を與えるということが一つと、それから指導取締上の便宜上から都道府縣知事において免許を行うというふうなことが主な狙いになつておるようですが、大体こういうふうな取扱をする場合においては、免許について基準を定めることが適当ではないかと思うのですが、今回の法律案では、免許を聳える場合の基準について、政府はお考えになつておられるか、それを伺つておきたい。
ところが國家公務員法の改正によつて高等試驗が廃止せられ、高等試驗司法科試驗の制度は昨年末でなくなりましたので、これにかわるべき試驗制度を早急に定める必要があるのでありまして、ここにこの法律を提出いたした次第であります。
六名紹介)(第一七三号) 一一 新制中学校の教育振興に関する請願(淺香 忠雄君紹介)(第一七九号) 一二 青少年教育に対する総合的研究機関設置に 関する請願(小林運美君紹介)(第二一二 号) 一三 教育映画助成に関する請願(小林運美君紹 介)(第二一三号) 一四 史蹟燈明寺畷新田塚修理費全額國庫負担の 請願(坪川信三君紹介)(第二一四号) 一五 新制大学入学者檢定試驗制度施行
四月十日 ――――――――――――― 四月八日 青少年教育に対する総合的研究機関設置に関す る請願(小林運美君紹介)(第二一二号) 教育映画助成に関する請願(小林運美君紹介) (第二一三号) 史蹟燈明寺及新田塚修理費全額國庫負担の請願 (坪川信三君紹介)(第二一四号) 新制大学入学者検定試驗制度施行に関する請願 (林百郎君紹介)(第二二〇号) 中尊寺における國宝及び特別保護建造物修理費
第五点は、漁船船員の資格試驗制度の問題であります。これは現在海上保安廳がやつておるようでありますが、單なる船を安全に運航するという見地からのみでなくて、漁業を効率的にやつて参るという見地からも、どうしても水産廳がこれに強くタッチして行く必要があると考えるのであります。